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  UPSの運転方式と機能比較

UPS(無停電電源装置)の基礎知識

このページは、 UPSを知らない方に、これからUPSの購入を考えている方に、 既に購入されている方でUPSの事がわからない方に、 UPSの基礎的な情報を公開しています。
UPSの運転方式
  常時インバータ給電方式 常時商用給電方式 ラインインタラクティブ方式
長所 常時電圧を安定化。
停電時には無瞬断にてバッテリ運転になります。
サージ、スパイクノイズの除去。
出力波形は常時正弦波。
低騒音。
消費電力が少ない。
安価。
オートトランスを装備。
簡易的に電圧の安定化を行う。
短所 高価 停電時のインバータ給電切替時 10ms 程度の切替時間が発生。
出力波形が矩形波のものが多い。
停電時のインバータ給電切替時 10ms 程度の切替時間が発生。
出力波形が矩形波のものが多い。
トランスを内蔵しているため、重い。
入力電圧によってはオートトランスのタップ切替が頻繁に発生する。


UPS の機能比較
UPS 負荷の注意事項
レーザプリンタ、大型OA機器については予熱保持のため数十秒毎に突入電流が発生します。
また、モーター負荷などは起動時の突入電流や電流成分が異なるため、UPS の負荷としては不適合です。
UPS の容量選定と[VA], [W]表示 概要
交流の場合、単純に「(消費)電力=電圧 X 電流」とはなりません。位相が異なる(B)の場合、位相が同じ(A)に対して、 同じ電圧・電流値にもかかわらず少ない電力 W しか得られません。

(A)電流と電圧の位相が同じ場合(単相の場合)、W 値は VA 値と等しくなる
(B)電流と電圧の位相が異なる場合(単相の場合)、W 値は VA 値より小さくなる
一般的に UPS の出力容量はVA(皮相電力)と W(有効電力)のそれぞれで上限設定されています。
VA と W との比 W/VA を力率といいます。それぞれの力率のおよその値は以下のとおりです。但し、この値は機器により異なります。
機器 力率
一般的なコンピュータ負荷 0.7 〜 1.0 程度
UPS 0.7 〜 0.8 程度
では、UPS容量の選定はどうするか?
UPS 容量選定は、負荷の W 値合計を上回る機種を選択する。但し、 VA 表示しかない機器の場合は力率1とみなして VA=W とします。
(例) UPS 型式 BM-1000-10FNG の場合
VA では 1000VA(100V x 10A)ですが、 W では 700W(100V x 10A x 0.7)です。
負荷合計 W(消費電力)が UPS の W(700W)以下になることが必要です。

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